固まる土とは?防草効果やメリット・デメリットを解説
レンガで作るバーベキューコンロについて解説します。
レンガを使ったバーベキューコンロに挑戦してみたいけど、「何から準備したらいいのかわからない…」「どのように作ればいいのかわからない…」という人も少なくないはず。
自作のバーベキューコンロと言われると一見難しそうに感じますが、実は積むだけで簡単に作れるDIY初心者におすすめの作り方もあります。
または、セメントを使用したDIY上級者におすすめのレンガバーベキューコンロを作ることも可能です。
そこで本記事では、レンガでバーベキューコンロを作るのに必要なものと作り方を、DIY初心者向け・上級者向けに分けて詳しく解説します。
レンガを使ったバーベキューコンロを作ってみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
まずは、初心者向けのバーベキューコンロの作り方から見ていきましょう。
初心者向けのバーベキューコンロを作るのに必要な準備物は以下の通りです。
<レンガバーベキューコンロのDIY準備物>
・耐火レンガ
・普通レンガ
・レンガタガネ
・ハンマー
・ドライモルタル
・耐火モルタル
・のこぎり
・コテ
レンガバーベキューコンロに使用される耐火レンガは、一般的に使用される普通レンガと異なります。
普通レンガは、赤レンガとも呼ばれているタイプで、水には強いですが高温の場所での使用は避けた方がいいでしょう。
耐火レンガの場合は、1,000℃以上の耐火性があるためレンガバーベキューコンロの材料に最適です。
しかし、普通レンガとは違い、水に弱いという特性があるので注意しましょう。
レンガタガネやハンマーは、レンガを割る際に必要になるものです。
耐火レンガの割りたい部分の上にレンガタガネを置いて、ハンマーで打ち込んで使います。
ドライモルタルや耐火モルタルは、レンガの接着に使うものです。
のこぎりやコテも、準備してきましょう。
続いて、作り方を見ていきましょう。
積むだけでできるので、初心者でも簡単にできますよ。
まずは、セメントとレンガの圧着の強度を強くするために、バケツに水を入れて普通レンガを浸しておきましょう。
レンガは、乾燥しているとすぐに水分を吸収してしまう性質があるため、水に濡らさずにセメントをのせてしまうと、セメントの水分を吸収しています。
そうなると、くっつきづらくなるだけでなくセメントが固まりづらくなるので、この工程はとても大事です。
先に水に浸しておくことで、レンガの内部にある空気穴に水が浸透し、セメントの水分の吸収を遅らせることができます。
ここでの注意点は、水に浸すのは普通レンガのみということ。
先ほども説明しましたが、耐火レンガは水に弱いので、もし濡れてしまった場合は乾かしてから使うようにしてください。
モルタルは、セメントと砂が配合されたドライモルタルを使い、バケツに水を入れて作ります。
柔らかさの目安としては、粘土程度になっていればOKです。
【おすすめ記事】モルタルとコンクリートの違いとは?強度についても解説
レンガを仮置きして、理想のレンガバーベキューコンロの位置を決定します。
位置が決まったらモルタルを置き、路盤材を重ねた上に水平器を使用してレンガが水平になるように調整しましょう。
モルタルにレンガを揉み込むように並べるのがポイントです。
1段目のレンガを並べ終わったら、さらに上にモルタルを山状に置いていきましょう。
2段目は1段目よりも少し横にずらした位置に積んで、互い違いになるようにします。
レンガを囲うように積み上げていったら、中央が空白になっているので、その部分にブロックを入れてかさ上げします。
次に、ブロックとレンガの隙間部分に砂を入れて、保温性をアップさせましょう。
さらに、耐火モルタルを練った後にブロックの上に乗せて、平らになるようにします。
4の工程、耐火モルタルを平らにならした後に、周りを囲むようにして耐火レンガを置いていきます。
空気の通りを良くするために、バーベキューコンロの後ろ側の中央部分は、若干隙間を開けてレンガを並べましょう。
さらに、レンガタガネとハンマーを使って半分に割った耐火レンガを使い、空間を設けます。
レンガとレンガの隙間部分には耐火モルタルを埋め込みましょう。
最後にバーベキュー用の網を乗せれば、簡単レンガバーベキューコンロの完成です。
続いて、DIY上級者向けのバーベキューコンロの作り方を紹介します。
本格的なレンガバーベキューコンロの準備物は以下の通りです。
<レンガバーベキューコンロのDIY準備物>
・耐火レンガ
・枕木
・セメント
・砂
・大型容器(タフ舟)
・バケツ
・レンガゴテ
・水平器
・路盤材(砕石)
・コンパクター
・バーベキュー用の網と鉄板
レンガとレンガを接着する際などに使う練りセメントを作るために、セメント・砂・バケツを用意します。
天候や気候によっても異なりますが、練りセメントは乾燥しやすいので、スピーディーに作業することがポイント。
路盤材は、砕石の名前でも販売されており、石ひとつひとつの形が、砂利よりもくさび形に近く、上から圧力がかかると踏み固められやすいのが特徴です。
コンパクターは、機械そのものの重圧と上下に細かく振動する接地面でスムーズに下地を踏み固めることができる機械です。
エンジンをかけたらコンパクターが自動で動いてくれるので、使い方も簡単です。
続けて、作り方を紹介します。
レンガバーベキューコンロを作る上で重要と言える作業が、下地作りです。
表面の凸凹を平らにならす必要があるため、5cm程度掘り下げます。
掘り下げた後は、下地となる部分に路盤材を敷き、スコップなどを使用して大まかに広げて平らにしていきましょう。
そして、仕上げはコンバクターを使用して、キレイに下地を仕上げます。
次に、レンガを積み上げていくためのセメントを作ります。
タフ舟などの大型容器に、砂:セメントを2~3:1の割合で入れて、よく混ぜましょう。
混ぜたものは、バケツに移して水を加えたら、レンガゴテを使ってよく練って、耳たぶの固さくらいに仕上げます。
レンガの準備は、使用する耐火レンガを水に濡れないようにするのが大切です。
もしも、濡れてしまった場合は、しっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。
次に、積み上げの1段目は、枕木と直角に並べます。
2の工程で練っておいたセメントを取り、レンガの横の長さに合わせて、枕木に沿うように同じ幅で置いていきましょう。
セメントを置く際は、塗っていくようなイメージで仕上げます。
1辺が仕上がったら、レンガをセメントの上に置いていきましょう。
上から体重をかけてしっかりとレンガを押さえて固定させたら、また次のレンガを置いていく要領で、テンポ良く進めていきます。
1段目のレンガは、周囲を囲っている枕木と同じ高さに揃うように意識して作業しましょう。
レンガは、隣のレンガとの隙間を目地として作りながら等間隔に設置します。
1段目は、枕木と直角に交わる方向にレンガを敷くのがポイントです。
1辺にレンガを敷き終わったら、水平器を使用して高さが均等になっているのか確認しましょう。
水平ではなくレンガが飛び出してしまっている部分があった場合は、ハンマーで叩いて均等な高さになるように調整します。
2段目以降を積み上げる際は、失敗を防ぐためにもレンガを仮積みして、セメントをつける前に仕上がりをイメージしておきましょう。
レンガの向きも重要で、2段目のレンガは1段目と交差するように積み上げていきます。
3段目のレンガも2段目と同じ方向に積んでいくことで、バーベキューコンロの横から見たときに互い違いに仕上げることができます。
互い違いにすることで、ガタガタすることなく水平を保つことができ、バランスの良いバーベキューコンロに仕上がるでしょう。
2段目を積みはじめる前は、レンガゴテを使って1段目の目地を練りセメントで埋めていきます。
2段目を積んでしまったら、後から目地を埋めることができないので覚えておきましょう。
2段目以降は、1段目のレンガの上に練りセメントを乗せ、レンガの長辺に沿って2本のレール状に乗せていきます。
上からレンガを乗せて押さえていくと、中のセメントが潰れてクッションの役割を果たして、良い状態で固まるでしょう。
積み作業は、目地を埋める→セメントを乗せる→レンガを置くという作業の繰り返しになります。
注意すべき点としては、下の段のセメントが半乾きになっているか確認して作業を行うことです。
セメントが乾かない状態で作業を進めてしまうと、積み上げたレンガが下のセメントで滑って斜めになってしまう恐れがあります。
作業の途中で、何度か斜めになっていないか確認しながら進めていきましょう。
レンガを左右からはみ出させる形で、バーベキュー用の網と鉄板を乗せる足を作ります。
左右の手前入口部分は、積むレンガを7段目でストップさせましょう。
11段目と14段目は、外周を枕木と水平方向に1列、左右の内側はレンガの長さの半分がはみ出るように積んでいけば、バーベキューコンロの完成です。
天面部分が寂しいと感じる場合は、お好みでレンガをさらに積み上げてオリジナルデザインに仕上げてもいいでしょう。
また、バーベキューコンロの内側は路盤材が露出したままなので、最後に化粧砂利を敷くとよりキレイに仕上がりますよ。
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バーベキューコンロ以外にも、レンガの花壇作りにも代用できますのでぜひご覧ください。
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バーベキューコンロを作る際に注意したいのはレンガ選びです。
レンガは乾燥と高温の状態に至ることで簡単に割れやすい性質があります。そのため必ず耐火性のあるレンガを使ってください。
使用するセメントに関しても注意が必要です。一般的なセメントも高熱の環境では割れてしまう可能性があります。
セメントには「キャスタブル耐火物」と記載されているものを選ぶのが定石です。家庭でも扱いやすいキャスタブルセメントが販売されています。
作成時にも注意が必要です。耐火セメントを使ってレンガを積む際には、セメントの中に空気が入らないよう圧着させながら組んでいきましょう。セメントの中に空気が残ってしまうと、火を入れたときにセメント内の空気が膨張し爆発する危険もはらんでいます。けがなどのリスクを避けるためにも、圧着をしながら組むことを忘れないようにしましょう。
バーベキューコンロの場合、燃焼具合が左右されるため空気の循環も大切になります。かまどのように一方だけオープンな形にするなら不要ですが、四方をレンガで囲むようなデザインのバーベキューコンロの場合、下方に2ヶ所空気も通気口を開けておくよう設計時の段階からチェックしましょう。
自宅庭にバーベキューコンロを設置する場合、バーベキューをしていると煙やにおいが出てしまいます。また、火災のリスクがあることも忘れないようにしましょう。
風が出ている日などはバーベキューを避けるのが一般的な約束です。
バーベキューを行う場合、煙はどうしても出てしまいます。設置場所によっては近隣の住宅の洗濯物などに影響する可能性も否めません。レンガ造りの場合、炭火を使うことが大前提となります。風よけなどの配慮をしましょう。
また肉の脂によって煙が発生しやすいので、網焼きではなく鉄板を使って焼くなど、脂が炭火に落ちないような配慮も必要です。長時間火の上に食材を置くことはせず、焦げたものはこまめに取り除いてください。
煤がつくため鉄板を洗うのが面倒ということもあるでしょう。その場合は、アルミ製の使い捨てのバーベキュープレートを使うのも一案です。
また、長時間炭火を使うのはご法度です。1時間程度で終了させること、炭はそのままにせず、すべて火消しつぼに入れてください。完全に火が消えたことを確認するまでその場を離れないでください。
バーベキューコンロに火種が残っているときに水を撒くこともNGです。バーベキューコンロの空気穴をふさいで酸素の供給を絶っておくことも忘れないようにしましょう。
最近ではDIYが注目されています。そしてレンガを活用すればご自宅の庭を、おしゃれにアレンジすることができます。
しかし、いきなりDIYで作業するのは心配な方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、庭にレンガを敷く際に準備するものや重要なポイント、
そして、敷き方の手順についても詳しく紹介しています。
これから、DIYに挑戦しようとお考えの方はぜひご覧ください。
バーベキューコンロだけでなく、花壇のDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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いかがでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、レンガで作るバーベキューコンロについてご理解いただけたと思います。
レンガで作るバーベキューコンロで、ぜひ本格的なバーベキューを楽しんでみてください。
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