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レンガの種類やサイズと用途別のおすすめ

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レンガの種類やサイズと用途別のおすすめ

2021年6月21日

 

新しくレンガを購入しようとしているものの、種類が多くどれを選べばよいのかがわからないという方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

購入する前に、安く手に入れる方法を押さえておきたいですよね。

そこで本記事では、レンガを安く買う方法を紹介します。

用途別でおすすめのレンガも紹介するので、用途に合ったレンガを安く手に入れたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。


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レンガの主なサイズ

 

新燃レンガTKスタンダード

実は、日本のレンガのサイズには日本工業規格(JIS)によって寸法が定められており、サイズごとに名称が変わります。

以下、「名称…長さ・幅・厚さ(単位:mm)」を表記しています。

 

【レンガの名称とサイズ】

  • ・おなま…210・100・60
  • ・はんぺん…210・100・30
  • ・しちこぶ…155・100・60
  • ・はんます…100・100・60
  • ・にごうぶ…45・100・60
  • ・二寸角…210・60・60
  • ・ようかん…210・45・60
  • ・せんべい…210・30・60

 

一般的なサイズのレンガは「おなま」と呼ばれるものです。

 

おなまを横半分にカットしたものが「はんぺん」、縦向き約1/2にカットしたものが「はんます」となります。

 

「にごうぶ」ははんますの長さをさらに約半分にしたものです。

 

さらに、おなまの横幅を約1/2にしたものが「ようかん」、約1/3が「せんべい」となります。

 

おなまの長さはそのままに、幅と厚さを60×60mmの正方形にしたものが「二寸角」と呼ばれています。

 

特徴的な名称ですが、おなまについては古くから建築用語として使われており、「レンガやタイルなどが完全な状態であること」という意味があります。

 

レンガの一般的なサイズは「おなま」と呼ばれるもので210×100×60(mm)です。若干の差異はありますが、レンガ1つの重さはおよそ2.5kgとなります。この「おなま」のサイズと重さが分かれば、「はんぺん」や「ようかん」のサイズと重さがわかります。

 

レンガの種類

新燃レンガ ミニレンガ

 

レンガは、製造方法や用途によって種類が分かれており、それぞれに特徴があります。

 

製造方法によっては大きく2種類に分けられる

 

製造方法によって、レンガは「日干しレンガ」と「焼きレンガ」に分けられます。

 

日干しレンガ

 

粘り気のある土と砂、水を粘土状になるまで混ぜたものを型に流し込み、2~3日ほど天日干しし、乾燥させたものが日干しレンガです。

作り方がシンプルで、レンガは古くからこの方法で製造されていたといわれています。

 

焼きレンガ

 

一方、日干しレンガよりも手間と時間をかけて作られるのが、焼きレンガです。

粘土状の生地を2日ほど寝かせ、型から押し出したものを数日かけて乾燥させ、仕上げに高温で焼くと完成します。

 

新しいタイプのレンガもある

 

日干しレンガや焼きレンガ以外にも、近年新しいタイプのレンガも出ています。

例えば、インフラ整備や公共事業などへの使用にも向いている「新燃レンガ」があります。

新燃レンガは、透水性が高い、色による視認性の高さ、強度があり耐久性に優れているというような特徴を持つレンガです。

高い耐久性を誇るため低コストで、ランニングコストなどの面でもメリットが多いといわれています。

 

新燃レンガについてはこちらのページで詳しく紹介しています。

 

その他のレンガの種類

 

レンガは用途や素材によっても、種類分けが可能です。

ここでは、13種類のレンガの特徴を紹介します。

 

普通レンガ

 

普通レンガは、一般的に使われているレンガで、「赤レンガ」とも呼ばれるタイプです。

水に強いという特徴がありますが耐火性は高くないため、高温の場所に使用することは避けましょう。

 

耐火レンガ

 

耐火レンガは、1,000℃以上の耐火性があるレンガです。

ただし、火に強い一方で水に弱いという特徴があるため、水に濡れない場所で使用することをおすすめします。

 

セメントレンガ、スラグレンガ

 

セメントレンガやスラグレンガは、セメントモルタルを使用して作られたレンガです。

普通レンガと比べて安価で手に入りやすく、軽量で熱に強いという特徴があります。

 

建築用レンガ

 

建築用レンガは高い強度や吸水性が特徴のレンガで、建物の外壁によく使われます。

 

空洞レンガ

 

空洞レンガは、軽量化を図って開発されたレンガです。

表面上にある空洞を使うことでデザイン性を高められるため、塀の装飾に使われることが多いです。

 

オーストラリアレンガ、ベルギーレンガ

 

オーストラリアレンガは、普通レンガと比べてサイズがやや大きく、軽いという特徴があります。

品質がよく普通レンガと価格が変わらないため、日本にも多く流通しています。

 

ベルギーレンガはオーストラリアレンガと少し似ており、側面がでこぼこして柔らかいことが特徴です。

 

エコレンガ

 

エコレンガは、80%以上が廃棄物や副産物などでできているレンガです。

再生資源で作られており、製造過程において二酸化炭素や廃棄物を出さないことから地球にやさしいレンガだといえます。

 

アンティークレンガ

 

アンティークレンガとは、古い建物を解体したときに出るレンガのことで、そのときにしか手に入らないという特徴があります。

古い建物にしか使用されていないため、貴重なレンガだといえるでしょう。

 

彫りレンガ、飾りレンガ

 

彫りレンガとは、文字や絵などの装飾が彫られているレンガのことです。
自分が彫りたいデザインをレンガに彫れるため、オリジナルのレンガが作れます。

飾りレンガはレンガ素材で作られた置物で、実用的な用途ではなくオブジェとして飾ることを用途としています。

 

彫りレンガについてさらに詳しく

 

穴あきレンガ

 

穴あきレンガとは、通常のレンガに穴をあけたレンガのことです。

塀や花壇などに活用できることはもちろん、オブジェとしても活用できるという特徴があります。

 

穴あきレンガとは?特徴とメリット・デメリットを紹介

 

軽量レンガ

 

軽量レンガとは、普通レンガとサイズは一緒ではあるものの、重さが40グラム程度しかない非常に軽いレンガのことです。

壁や階段に張りつけることで、インテリアのアクセントとしても使えるため室内への使用にもおすすめです。

 

マグネットレンガ

 

マグネットレンガとは、マグネット式で接着できるレンガのことです。

マグネットに対応している場所であれば、簡単に張りつけられるので室内でも活用できます。

 

スクリーンレンガ

 

スクリーンレンガとは、レンガの天面に穴をあけたものを指します。

もともと穴があけられていることから見た目に透かしを入れられるため、透かし積み上げに用いられます。

 

用途別におすすめのレンガ

 

最後に、用途やDIYで作りたいものごとのおすすめレンガを紹介します。

レンガを使ってこれから「何か作ろう!」と考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

家の外壁に使用したいときにおすすめのレンガ

 

マイホームの外壁は人から見られやすい場所のため、ぜひともこだわりたい部分ですよね。

家の外壁にレンガを使いたい場合は、強度があり吸水性が低い「建築用レンガ」が最適でしょう。


また、耐久性があり色褪せも少ない「新燃レンガ」も、外壁として使用するのにおすすめです(種類によります)。

カラーバリエーションも豊富ですので、自分好みの色を見つけるのも楽しみの一つになるでしょう。

 

外壁にレンガを使うメリットとデメリット

家の内装などに使いたいときにおすすめのレンガ

 

自宅の内装をDIYやリメイクする際、レンガを使う方も多いですよね。

建物の内装や飾りに使用したい場合は、「普通レンガ(赤レンガ)」が扱いやすく、おすすめです。


水に強いという特徴を持ちますので、キッチンの近くに使用するのも良いですね。

また、軽量化された「空洞レンガ」も、屋内のインテリアなどに使いたい場合におすすめです。

 

低めの塀や囲いを作りたいときにおすすめのレンガ

 

自宅の庭の外周を塀で囲いたいときや、一角に囲いを作りたいときに便利に使えるのが、軽さが特徴の「空洞レンガ」です。

また、デザイン性の高いレンガでもあるため、装飾したい場所などにも向いているレンガです。


ただし、強度がそれほど高くないため、扱い方に注意しましょう。

 

庭に花壇を作りたいときにおすすめのレンガ

 

ガーデニングが趣味という方の中には、自宅の庭に花壇を作りたい!という願望がある方もいるかもしれませんね。


花壇を作る際におすすめなのは。「普通レンガ(赤レンガ)」です。

価格が安いため、低コストで済むという点もメリットでしょう。

 

 レンガで花壇を作る基本的な準備物や作業の流れ

 

高温になる場所に使いたいときにおすすめのレンガ

 

最近では、自宅に暖炉やピザ窯、オーブンなどを作る方も増えてきました。

このように高温となる場所の設備をDIYしたい場合は、耐火性のある「耐火レンガ」がおすすめです。


しかし水に弱いため、使用する場所には注意するようにしましょう。

なお、普通レンガ(赤レンガ)は耐火性がありませんので、使用しないほうが無難です。

 

レンガを使用したピザ窯の作り方と注意点

屋外の床材として使いたいときにおすすめのレンガ

 

駐車場の床材としてタイル状にレンガを使いたいときは、「普通レンガ(赤レンガ)」を使用してもOKです。

しかし、基礎をしっかり組んでいることが前提です。


庭の一部分にレンガを埋め込んで扉から玄関までの小道を作る際にも、「普通レンガ(赤レンガ)」がおすすめです。

また、「新燃レンガ」のミニサイズタイプも、歩道に敷きたい際におすすめですよ。

 

バーベキューコンロを作る際におすすめのレンガ

 

自宅の庭にバーベキューコンロを作る際は、「耐火レンガ」がおすすめでしょう。

バーベキューコンロの作り方や、準備するものについてはレンガを使用したバーベキューコンロの作り方と準備物の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください

 

レンガを購入できる場所と購入場所ごとのメリットデメリット

レンガを購入できる場所として考えられるのが、ネット通販とホームセンターです。いずれも利用経験があるという人ばかりでしょう。便利な購入先として挙げられますが、どちらを利用するにしても一長一短の面もみられるので注意が必要です。

 

ネット通販

 

インターネット上の通販サイトを利用すると、メーカーの選択のほか豊富な種類・色合いからレンガの選択ができます。1度の注文で数の確保も可能です。しかし、必要量を網羅できるレンガの取り寄せには、送料がかかる可能性があるでしょう。

創碧では、高品質なレンガをはじめ様々なDIYグッズを送料無料のお手頃価格で販売しております。

ご自宅でガーデニングやDIYなどをお考えの方はぜひご覧ください。

 

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ホームセンター

 

身近なお店で購入可能です。

配達などをしてもらえるメリットがあります。

しかし、店の規模によっては種類や確保できる数が限られている場合があります。

取り寄せに時間がかかる可能性が大きなデメリットとなるでしょう。

 

レンガを安く購入する方法

 

レンガを安く購入したい場合は、中古レンガやB級品のレンガを購入するという方法がおすすめです。

 

中古レンガは、もともと建築材や炉材として使われていたものをリサイクルして作られたものを指します。

一般的に販売されているレンガと比べて、リサイクルされているため安く手に入れられます。

 

B級品とは、色むらがあったり欠けていたりなど、難ありのレンガのことです。

 

レンガの敷き方のポイントと用意する物

 

レンガでご自宅の庭を、おしゃれにアレンジすることができます。

しかし初心者の方で、いきなりDIYで作業するのは不安な方も多いのではないでしょうか。

 

庭にレンガを敷く際に用意する物と敷き方のポイント

こちらの記事では、庭にレンガを敷く際に準備するものや失敗しないためのポイント、そして、具体的な敷き方についても詳しく紹介しています。

 

お気に入りのレンガを見つけてください

 

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただくことでレンガサイズや、どんな種類があるのかがご理解いただけたと思います。

レンガには複数の種類がありますので、お気に入りのレンガを見つけてDIYなどに生かしてくださいね。

 

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