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防草砂の効果って何?特徴や選び方などについて解説 | Souheki株式会社(創碧)

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防草砂の効果って何?特徴や選び方などについて解説

2022年6月28日

 

防草砂(ぼうそうすな)、別名「固まる土」とも呼ばれており有名です。

その名前の通り、地面を固まらせて雑草が生えてくるのを防ぐ役割をしてくれます。

春から夏にかけては雑草の成長も早く、手作業で除去をしても全く追いつけません。

数年前までは業者に雑草の除去作業を依頼する場合も珍しくはなかったと思います。

 

しかし最近のDIYブームのお陰で、身近なホームセンターやインターネットで手軽に手に入るようになりました。

そのため、ご自身で防草砂を使用して雑草の除草作業をしようと考えている方も、多くいらっしゃるかと思います。

とは言っても、特徴やさまざまな種類が発売されており、どれを選んで購入すればいいのか迷ってしまいます。

今回はDIYでも身近になりつつある、防草砂の効果や特徴について詳しくご紹介していきます。

 

防草砂と寿命について

 

冒頭でもお伝えしましたが、防草砂は別名「固まる土」と言われています

防草砂は真砂土や砂、ホウ酸カルシウムといった原料から作られており、雑草が苦手とするアルカリ性成分を多く含みます。

防草砂を雑草が生えて欲しくない場所に撒くと、コンクリートで流れたかのように地面が固まります。

 

一般的にコンクリートの寿命は30年ほどと言われておりますが、防草砂は5〜10年程度です。

しかしコンクリートをDIYで使用するとなると、かなりハードルが高いように感じますので

 

雑草の除草作業をしてご自身で行う場合は、修正がしやすい防草砂を使う方が多いです。

 

防草砂の種類

 

身近に手に入るようになった防草砂ですが、さまざまな種類が発売されており、どれを選べばいいのか正直迷ってしまいます。

現在一般的に発売されている防草砂は2種類で、固まる防草砂か固まらない防草砂どちらかになります。

 

固まる防草砂

 

一般的に使用されている防草砂になります。

最大の特徴は、やはり防草効果が高い点です。

 

5㎝〜10㎝ほどの厚さがある場合は、地面から雑草が突き上がってくるような事例は、あまりないと言われております。

防草砂は基本的に真砂土や砂を原料とし、土に見えるような質感を再現していますので、庭などの景観を崩さずに防草対策が出来ます。

 

もう一つの特徴は、用途によってたくさんの種類がある点です。

例えば、頑丈なものや植木の近くに撒いても大丈夫なもの、ダメなものなど色々な種類が発売されています。

種類や施工範囲、施工時期などでも変化はありますが、だいたい1日くらいを目安に防草砂を乾かしていきます。

【関連記事】
固まる土とは?防草効果やメリット・デメリットを解説

 

固まらない防草砂

 

今まで紹介してきた固まる防草砂とは、全く正反対のものになります。

DIYでも手軽に出来ると人気のある防草作業ですが、やはり素人の方が行うと失敗する場合もあるようです。

 

そのため失敗する不安がある方や、DIY初心者の方にはこちらがオススメになります。

 

防草砂の使い方

 

実際に防草砂の使い方についてご紹介していきます。

 

作業するにあたり、用意するものは下記の4点になります

  • ・防草砂
  • ・コテまたはスコップ
  • ・じょうろまたはホース
  • ・水

 

コテまたはスコップについては、地面や防草砂を均一に出来るものであれば他でも大丈夫です。

 

手順①整地を作る

 

基礎になる部分で、綺麗に整えるのと整えないのとでは最後の仕上がりが全く違うものになります。

まず、防草砂を撒きたい箇所の地面をコテやスコップを使い均一に整えて、出てきた小石や雑草をできる限り取り除き、地面を押し固めます。

 

手順②防草砂を撒く

 

手順①で整えた箇所に防草砂を撒きます。

目安としては、1㎡で15㎏×4袋分になります。

 

手順③防草砂を平らにする

 

コテやスコップなど平らに出来るものを使い防草砂の厚さを均等にします。

厚さはだいたい4㎝〜5㎝あれば十分です。

 

手順④水をかける

 

平らにした防草砂に水をかけます。

防草砂に凹みが出来ないよう均等に水をかけていきます。

 

その際に、じょうろやホースなど量や強さを調節できるものを使用するとより失敗しにくいです。

目安としては、土の表面の色が変わるくらいで結構です。

 

手順⑤一度そのまま乾かす

 

一度そのまま表面が乾くまで放置します。

夏場の場合だと、30分〜1時間、冬場の場合だと、2〜3時間が目安になります。

 

手順⑥再度、水をかける

 

表面の水分が乾いたら、次は中の防草砂にもたっぷり水が染み渡るように水をかけていきます。

中までしっかりと水分が行き渡らないと、表面しか固まらないため耐久性に問題が出てきます。

 

手順⑦丸1日乾かす

 

しっかりと水をかけた後は、1日放置します。

その時に、重石や上に乗る必要はありません。

 

手順⑧完成

 

丸1日乾かしたら完成です。

防草砂を押したときに、通常の砂のように凹みが出来ればまだ完成していない状態ですが、凹みがなく固い状態であれば完成です。

以上が防草砂の使い方になります。

 

もちろん種類や範囲、厚みによって、水をかける量や乾かす日数などは変化しますので購入した商品の説明欄を確認してから使用するのが好ましいです。

 

防草砂の効果が出るまでの期間

 

そもそも防草砂は、地面に雑草が生えにくくなる砂を固めて被せる商品です。

防草剤のような、いつから効果が出るかなど、経過観察をしなくてもよい商品になります。

 

防草砂の寿命は主に5〜10年と言われており、その期間は雑草が生えにくいです。

効果をより実感したい方は、冬から春にかけて作業を行うといいでしょう。

 

防草砂の選び方

 

防草砂の選び方ですが、基本的には、下記の3つに分類されております。

  • ・容量
  • ・成分
  • ・色

 

それぞれの特徴についてご紹介していきます。

 

容量で選ぶ場合

 

主に店頭などで販売されている容量は、3種類になります。

 

目安としては、下記の内容が当てはまります。

  • ・狭い範囲であれば3㎏
  • ・一部分の範囲であれば15㎏
  • ・広い範囲であれば25㎏

 

どういった場所で、こちらの容量を使用すればいいのか、詳しくご紹介します。

 

狭い範囲であれば3㎏

 

防草砂の寿命は、主に5〜10年と言われています。

 

しかし人通りなどが頻繫にある場所は、どうしても寿命より早く防草砂が剝がれてしまったり亀裂が入ってしまったりする場合もあります。

そういった時に、修繕する役目として少し使用するのであれば3㎏がベストです。

 

一部分などの範囲であれば15㎏

 

大体たたみ半畳ほどのスペースを想像して頂けるといいかと思います。

庭の一部分や水溜り部分を埋めるなど、そういった部分で使用するときに使い勝手がいいのが15㎏になります。

 

広範囲であれば25㎏

 

庭全体や駐車場など広範囲に使用するときには、25㎏がベストです。

使い方でもお伝えしましたが、1㎡で15㎏×4袋が必要になりたくさんの容量が必要になります。そのため、15㎏と25㎏で迷っている方は25㎏を購入する方がいいと思います。

 

成分で選ぶ場合

 

雑草が生えてくるのに好む成分は酸性で、反対にアルカリ性を含んでいる場所には生えにくくなる傾向があるようです。

防草砂にはアルカリ性成分が含まれているため、どのメーカーでも大きな違いはないと思います。

 

最近では、100%天然素材で作られている防草砂が販売されており、そちらは保管期間が過ぎた後も肥料としても使用できるため環境に優しい成分になっています。

 

色で選ぶ場合

 

色展開は主に4色になり、下記のようになります。

  • ・ブラウン
  • ・グレー
  • ・オレンジ
  • ・イエロー

 

どれも背景や外観にも合うような色合いになっております。

ですが、オレンジやイエローなどはどうしても派手な色を想像してしまいますので、詳しくご紹介します。

 

ブラウン

 

選ぶのを迷った場合は、ブラウンをおすすめします。

地面に似た土のような質感になるので、庭全体に施工しても違和感なく馴染みます。

 

色も明るめのブラウンなので庭や駐車場、玄関など、全体的に撒いた場合も、暗めの印象になりにくいでしょう。

 

グレー

 

コンクリートの家や駐車場、墓地や霊園などスッキリとみせたい場所には、ブラウンよりグレーの方が馴染みやすいと思います。

コンクリートや大理石などと相性がいいと思いますので、玄関などでも活躍してくれるでしょう。

 

オレンジ

 

派手なオレンジを想像してしまいがちですが、全くそういった点はありません。

ブラウンに赤みを足したような色合いですのでもう少し落ち着きがあります。

 

またブラウンよりも目立ちますので、庭と人が通る道を分けたい方にはピッタリの色になります。

 

イエロー

 

こちらも派手な色をイメージしてしまいますが、ブラウンに黄色みを足したような色になります。

派手ではありませんがイエローを全体に撒くと、その辺りは一気に華やかな雰囲気になると思います。

 

花や花壇との相性がいいので、家庭菜園などをしていて庭と花壇に区切りを付けたい方にはとても使いやすい色です。

 

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雑草対策は他にも

ここまで、防草砂についてご紹介してきましたが、雑草を防ぐ方法は他にもあります。

その名も「防草シート」です。

これは、レンガ敷きと花壇といった組み合わせの庭を目指す人におすすめの雑草対策となっています。

 

気になる方法や、メリットデメリットはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご参照ください。

防草シートのメリットやデメリット 

 

 

専門の業者に依頼する

 

いかがでしょうか。

これまでお伝えしたのが、防草砂の効果や特徴になります。

最近では、身近になっている防草砂での防草作業ですが、範囲によっては20㎏や30㎏以上の防草砂を用意する必要があります。

かなりの重労働になるので、自分で施工できる範囲なのか、業者の方に依頼する範囲なのか、一度考えてみましょう。もしご自身で作業するのか、業者の方に依頼するのか迷っている場合には、創碧にご連絡ください。

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