レンガとタイルの違いとは?特徴やメンテナンス方法
「お家の庭をもっとおしゃれにDIYしたい」「洋風なデザインに変えてみたいと」考えたことはありませんか?
庭や外構にはさまざまな素材が使用できますが、中でもレンガは、素朴でナチュラルな雰囲気を演出でき、洋風なデザインの庭にピッタリのアイテムです。
一見難しそうに思われるレンガ敷きですが、ポイントを押さえることで初心者でも行うことができます。
レンガは敷き方パターンが豊富なので、組み合わせることで自分だけのオリジナルなデザインの庭を作ることも可能です。
今回は、レンガの敷き方パターンと敷くときのポイントをご紹介しますので、レンガを使ったデザインの庭にしてみたい、庭のDIYにチャレンジしてみたいという方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
レンガには様々な敷き方パターンがあり、それぞれの敷き方によって出来上がる模様も変わります。
ここでは、初心者と中級者~上級者にわけて、それぞれにおすすめの敷き方パターンをご紹介します。
まずは、DIY初心者でも挑戦しやすいレンガの敷き方パターンをご紹介します。
シンプルですがどんな庭にも合う敷き方なので、ぜひ参考にしてください。
ストレッチャーボンドはランニングボンドとも呼ばれ、初めてレンガを敷く方でも取り組みやすい、最も定番的な敷き方です。
横向きに並行方向に並べ、レンガを一段ごとに半分ずつずらして敷いていきます。
敷き始めと敷き終わりの端の部分は、半分にカットしたレンガを配置します。
失敗が少なく、カーブも描きやすいので、幅広いデザインの庭に向いているパターンです。
ジャックオンジャックも、初心者でも取り組みやすいパターンの一つです。
レンガを単調に、同じ向きに規則正しく並べていくだけなので、四角いデザインを施すのに向いています。
レンガを半分にカットする必要がなく、半端な部分が出ないため無駄がないのがメリットです。
バスケットウィーブは、レンガを2枚ずつの正方形にし、縦向きと横向きを交互に同方向に敷いていくパターンです。
規則的な市松模様がきっちりとした印象を与え、真四角のデザインを施したり、テラスなどの広いスペースを施工したりするのに適した敷き方です。
ハーフバスケットウィーブは、バスケットウィーブを変形させたパターンで、見た目ほど難しくなく初心者にもおすすめです。
バスケットウィーブの手順の通り2枚で正方形を作り、そこへ1枚加えて長方形にします。
上下の向きを一段ごとに交互に並べて敷いていくので、単調にならず、モダンな雰囲気が出ます。
一列でも見栄えが良いので、狭い場所でも敷くことができるのがメリットです。
ハーフアンドバスケットもバスケットウィーブを変形させたもので、ハーフバスケットウィーブと同様に3枚のレンガで長方形を作ります。
ハーフバスケットウィーブのように交互に並べるのではなく、同じ向きに単調に並べる敷き方です。
シンプルなデザインなので、庭のDIYが初めての方に向いています。
次に、中級者・上級者におすすめのパターンをご紹介します。
デザイン性が高くアレンジも効くので、自分だけのオリジナルの庭を作ることができますよ。
ピンホイールは、半分にカットしたレンガを4つのレンガで取り囲むように配置し、四角を作り上げる敷き方です。
中心に配置するレンガの色を変えたり、レンガでなく芝や砂利を敷いたりでき、デザイン性が高く、遊び心のあるパターンです。
目を惹く敷き方ですが、初心者には少し難易度が高いかもしれません。
周りと差を付けたい方は、ぜひ挑戦してみてください。
ヘリンボーンは2枚のレンガでL字(ハの字)を作り、それを並べていくパターンです。
L字を作って組んでいくので、隣り合うレンガ同士がしっかり支え合い、ずれにくく丈夫に仕上げることができます。
見た目もデザイン性が高くおしゃれですが、難易度が高いため中級者や上級者向けです。
レンガで放射線状に広がる円を描く個性的な敷き方で、難易度の高いパターンです。
レンガとレンガの間の目地に少しずつ角度をつけ隙間を変えていくと、きれいな円形にすることができます。
上品でおしゃれな庭に向いており、デザイン性に溢れた敷き方なので、レンガの扱いに慣れてきたらぜひ挑戦してみてください。
レンガ敷きは、コツとポイントをしっかり押さえることで、DIYでもきれいに仕上げることが可能です。
ここでは、レンガを敷く作業で注意すべきポイントや敷くときのポイント・コツを解説します。
レンガを敷く際によくある失敗が、仕上がりがガタガタになってしまうことです。
この原因は、基礎となる下地が歪んでしまっているというのがほとんど。
そのため、レンガを敷く際に最も気をつけなければならないポイントは、下地となる地面をしっかり転圧し、水平に均すことです。
転圧とは、転圧機などを使って上から力を加えて空気を押し出し、土や砂などの粒子同士の密度を高めること。
この作業を行うことで、基礎となる土が締め固まり安定性が増します。
転圧機は工具店などでレンタルが可能ですが、コンクリートブロックに角材や塩ビパイプを取り付けてDIYすることもできます。
スコップや足で踏み固めて転圧する方法もありますが、強度に劣るため、仕上がりを重視したい場合にはおすすめできません。
転圧が完了したら、下地が水平になっているか確認しましょう。
水平を計るときにおすすめの方法は次の通り。
水平の計り方
①下地の四隅に長めの釘や木片で杭を立て、水糸をピンと張る
②水糸を頼りに水平かどうか確かめ、水平でなかった場合は地面を微調整する
コツは、水糸を複数箇所張りメジャーなどで長さをしっかり計ること。
地面から同じ寸法を目指して調整していくと、均一にすることができます。
レンガ敷き作業は大変なため、できるだけ早く終わらせたいという人もいるでしょう。
しかし、レンガを並べるときにただ適当に並べてしまうと、せっかく基礎を丁寧に作り上げても、レンガ同士の隙間に水がたまって苔が生えるなど、劣化の原因になるためおすすめしません。
これらを防ぐためにも、レンガはひとつひとつ丁寧に並べることが重要になります。
レンガを並べたら、上からゴムハンマーで軽く叩き下地に馴染ませ、こまめに水平器で測定しましょう。
水平でなかった場合は、下に砂を入れたり掻いたりしながら微調整を行います。
このときのコツは、ゴムハンマーで叩くときに当て木をすること。
レンガ一つ一つにこの作業を行うことが理想ですが、当て木をすることで2~3個同時に調整ができます。
これらの作業をしっかりと行っておくことで、レンガが傷みにくく、敷いたあとも長持ちさせることが可能です。
レンガを敷き終わったら、仕上げにもう一度ゆるく転圧を行いましょう。
ただし、下地を転圧するのと同様に力強く転圧すると、レンガが部分的にへこんだり、表面に傷がついたりしてしまうことがあります。
特に、角の部分を強く転圧するとレンガの角が基礎に食い込んでしまうため、注意が必要です。
敷いた後のレンガは、目地砂が落ち着くと動かなくなるので、強い転圧は控えましょう。
さまざまなレンガの敷き方パターンに加え、レンガの色や種類も同じものばかり使用するのではなく、ランダムに使ってみても面白いでしょう。
ただし、レンガの材質やカラーによってはそれぞれで若干サイズが違うことがあり、並べた際に段差ができることがあるので注意してください。
こちらの記事でも、レンガを敷く際に必要な道具や、具体的な作業内容について詳しく紹介しています。
併せてご覧ください。
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いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、レンガを使った庭のデザイン方法がご理解いただけたと思います。
レンガは時間の経過とともに風合いが生まれ、レトロな味わいも楽しめるのが魅力。
レンガを使って、自分だけのおしゃれな庭をデザインしてみてくださいね。
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