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有名なレンガ建築

2021年8月23日

 

住宅街などで、レンガ造りのお家やお店に目が留まったことはありませんか?

日本ではレンガ建築の数は決して多いわけではありませんが、レンガ建築は木造建築や鉄筋コンクリート造にはない、レンガ建築独自の魅力を持っています。
レンガ建築は木造建築最大のデメリットである”火災に弱い”点をカバーできるだけでなく、曲線(アーチ)を取り入れたおしゃれな外観にできるというメリットがあります。
火災に関しては鉄筋コンクリート造でも条件をクリアできますが、他にもレンガ建築にしかない魅力がたくさんあるのです。
ここでは、レンガ建築の基本情報と日本で見られる有名なレンガ建築物をご紹介します。

これから建築を考えられている方、資材を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

レンガ建築とは

 

レンガ建築と言えば、おしゃれな洋風の建物をイメージする方が多いと思います。

実際、レンガ建築は欧米で普及したのちに日本でも広まるようになりました。

 

レンガ建築のはじまり

 

レンガ建築の資材である”レンガ”は紀元前6000年以前にヨルダンで確認されています。

バビロンの城壁が窯焼きレンガで築かれ、ローマ時代に入ると一般的にレンガが使われるようになりました。

欧米でも住宅は日本と同じく木造建築が主でしたが、転機が訪れます。

1666年の「ロンドン大火」を始めとする住宅火災が欧米で多発し、これを機に耐火性のあるレンガ建築が普及したのです。

日本では、1800年代後半に入ってから火災の起きやすい製鉄所や造船所がレンガで造られるようになりました。

 

レンガ建築の特徴

 

歴史の中でレンガ建築が普及してきた背景には、耐火性だけでなくレンガ建築が持つ多くの特徴が関係しています。

ここでは、レンガ建築が持つ魅力をまとめました。

 

レンガ建築の魅力

・耐久年数は100年以上

・耐熱性が高く、外気温に影響されにくい

・耐火性があり、遮音性にも優れている

・定期的なメンテナンスフリー

・自然素材で、建物に優しいぬくもりが感じられる

・外観がヨーロッパ風でおしゃれ

 

鉄筋コンクリート造と共通する部分もありますが、素材や外観などはレンガ建築ならではの特徴となっています。

おしゃれな外観はレンガ建築特有の壁の積み方に由来する部分が大きく、特にレンガ建築で多く見られるアーチは、積み方による強度が関係しています。

 

代表的なレンガ建築紹介

 

日本で見られるレンガ建築には、印象的なレンガの外観で知られるものや、実はレンガ建築であるとあまり知られていないものもあります。

日本のレンガ建築の歴史を少し見ておくと、レンガ建築の理解がより深まります。

 

日本のレンガ建築

 

日本のレンガ建築のはじまりは、日本がまだ鎖国していた時代に遡ります。

欧米に倣い、はじめは火災の起きやすい場所でレンガ建築は多く採用されましたが、次第に住居でも使われるようになりました。

しかし、1923年の関東大震災を転機に、耐震性などが問題視されレンガ建築は減少傾向に。

現在は法改正により、耐震に関する規定などが設けられています。

日本で見られる代表的なレンガ建築の多くは、この震災までに建てられたものです。

 

富岡製糸場

 

世界遺産で知られる富岡製糸場は、日本に初めてレンガ工場が設立された1870年代初期に造られました。

フランスの職人が製図を担当し、日本の大工や職人によって建てられました。

木の骨組みにレンガで壁を積み上げる「木骨レンガ造」という西洋の建築方法がとられましたが、屋根は日本瓦で葺くなど、日本と西洋の技術が見事に融合した建築となっています。

 

東京駅

 

 

日本の交通の玄関口のひとつである東京駅

のちに”日本近代建築の父”と言われるようになる辰野金吾によって設計されました。

1914年に建設され、現在の駅舎は2006年から行われた復元工事を経て、2012年に完成したものです。

駅舎の特徴は、赤レンガと白い大理石が成す紅白のストライプ模様で、このデザインは「辰野式」と呼ばれています。

 

横浜赤レンガ倉庫

 

 

レンガ建築としてよく知られている横浜赤レンガ倉庫

1853年、黒船を率いるペリーの来航で鎖国が終わり、1859年には横浜港が開港します。

そして急速な外国貿易の発展のため貨物も急増したため、横浜赤レンガ倉庫がつくられました。

横浜赤レンガ倉庫は1・2号館と分かれており、1号館は、日本で初めての荷物用エレベーターやスプリンクラー、防火扉などを備えた最新鋭の倉庫でした。

関東大震災を経験し、倉庫の半壊や修復・改修工事を経ながら80年間倉庫として活躍。

1994年から改修工事が行われ、2002年に文化・商業施設として生まれ変わったものが現在見られる横浜赤レンガ倉庫です。

 

南禅寺水路閣

 

 

南禅寺水路閣は、琵琶湖の湖水を京都市内へ流すための水路である「琵琶湖疎水」の一部で、

南禅寺の境内を通る水路橋です。

1888年に完成し、今もなお現役のこの水路橋は上を歩くこともできます。

南禅寺が和のテイストなのに対し、レンガ造りのアーチ橋は洋テイストにもかかわらず馴染んでおり、フォトスポットとしても人気を集めています。

 

迎賓館赤坂離宮

 

 

各国の要人を迎え、会談を開いたり晩餐会が開かれたりしている迎賓館赤坂離宮

もとは、1909年に東宮御所(皇太子殿下のお住まい)として建てられました。

明治期の日本の建築、美術や工芸界の総力を結集した建築物とされています。

日本で唯一とされるネオ・バロック様式をとり、鉄骨レンガ造の地上2階・地下1階建てで、外壁にはレンガの上から花崗岩が貼られています。

2009年には大規模改修が行われ、国宝に指定されました。

国の迎賓施設としてのイメージが強いですが、民間企業や団体でも利用ができ、一般公開日の見学や、参観ツアーで施設内をまわることもできます。

 

広島原爆ドーム

 

 

世界文化遺産として世界に知られる原爆ドームは、被爆する前は広島県産業奨励館という名称で、県内の物産品の展示・販売を行っていました。

1915年にチェコの建築家によって設計され、一部に鉄骨を使ったレンガ造りと、銅板のドームを載せたヨーロッパ風のデザインになっています。

当時は広島の都市部でもまだほとんどが木造建築だったため、モダンな美しさを持った広島名所となっていました。

原爆ドームとして現存する今も、ドームが特徴的な建物です。

 

近くにあるレンガ建築物を探してみてください

 

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただくことで、レンガ建築についてご理解いただけたと思います。

レンガ建築は長い歴史を経て、今でも受け継がれている奥深い建築です。

身近なレンガ建築物を探して、外観や造りを楽しんでみてください。

家づくりなどの参考にもなると思います。

 

創碧は日本で唯一、火山灰からできた強靭で低コストな「新燃レンガ」を取り扱っております。

またオリジナルのレンガ製造や、設計からのご提案もさせて頂きます。

全国からのお問い合わせにも対応しておりますので、レンガをお探しの方は是非ご相談ください。

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